2017年三河市民オペラ「イル・トロヴァトーレ」は感動されたお客様から満場総立ちの賛辞を贈られました。その上に日本音楽界最高の評価を受け、第26回「三菱UFJ信託音楽賞」を受賞。しかし私達はまだ思い描いた頂点を極めていません。熱く興奮して湧きかえる見たこともない舞台と客席を生み出したい、関わる人達全てに、胸を熱くする感動をもたらしたい。知名度でなく感動するかどうかで演目を決めます。舞台は勿論、上演までの運営を含めてすべてに最高を目指します。2023年5月のオペラ公演を目指して私たちは走り始めました。

笛田博昭さんは2013年「トゥーランドット」で王子カラフ役を、2017年「イル・トロヴァトーレ」では吟遊詩人マンリーコを演じ絶賛されました。谷口睦美さんは2009年「カルメン」でタイトルロールを演じ、この年に第19回出光音楽賞を受賞。「イル・トロヴァトーレ」ではマンリーコの母親役のジプシーを演じ観客を魅了しました。

2020年3月ドイツのモニカ・グリュッタース文化相は、コロナ禍の中で「アーティストは今、必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なのだ」と断言しました。そして我々は続けてこう言いたい「感動に心を震わせることの無い人生に意味はあるのか」と。あなたの胸を熱くしたいから、熱くできる曲と熱くするソリストが登場します。

どうぞお楽しみに！